以下、質疑から
Q. テクノロジー分野で有望な領域
マークス氏は、自身にはテクノロジーについて優位性がないとし、具体的な答えを返さなかった。
代わりに
あなたが何かについて平均の理解しかないなら、平均を超える投資家にはなれないだろう。
Q. 学生時代の自分へのアドバイス
仮定の質問への答の代わりに、学生へのアドバイスとして、作家クリストファー・モーリーの言葉を贈っている。
『唯一の成功とは、人生を自分の生き方で生きられることだ。』
社会、ソーシャルメディア、友人、両親から教わってはいけない。
自分が何者で何が自分の幸福になるか、自ら探さないといけない。
もう少し具体的に
何か強みを生かし、弱点を避け、幸福にしてくれるものを探せということ。
幸福になることはとても重要だ。
マークス氏は、お金のために幸福を諦めてはいけないという。
お金で幸福が買えるという考えに反対している。
「子供の頃のコメディアンのジョーク:
道を歩いていたら、悪者が横道から飛び出し、彼の首に銃を突きつけて言った:
『命が惜しければ金を出せ。』
彼は答えた:
『命を上げる。
お金は老後のために貯めているんだ。』」
Q. キャリアで直面したリスク
ミスを恐れるな。
ミスは世界の終わりではない。
Q. 誤った判断と教訓
わが社は間違え、クレジットにしがみついた。
2005-20年とても大きくなったプライベート・エクイティ事業に参入できたはずなのに、そうしなかった。
私が言いたいのは、私たちは任務について多く間違えなかったが、いくつか見逃しという間違えを犯した。
私は保守的な性格で、挑戦しなかったために、多くの見逃しという間違いを犯しがちだ。
この質疑は、バブルに乗るべきか否か、との問いにも通じる。
ちなみに、いまだに隆盛を極めるPEだが、何が正解だったかはまだ結果が出ていないというべきだろう。