ゴールドマン・サックスのデービッド・コスティン氏が、年末S&P 500ターゲットを従前の5,200から5,600に引き上げた。
ゴールドマンの昨年11月時点での今年末のターゲットは4,700だったが、翌12月に5,100、今年2月に5,200に引き上げていた。
米経済の好調が続く5月、再度の上方修正が噂されたが、この時点では5,200のターゲットを継続していた。
今回の修正理由は「利益予想引き下げが平均より穏やかだったことと、フェアバリューのPERの上昇」と説明されている。
2025年のS&P 500 EPS市場予想は279となっているが、ゴールドマンでは今年を241、2025年を256と控えめに見ている。
代替シナリオとして、「キャッチアップ」シナリオの5,900、「キャッチダウン」シナリオの4,700などが考えられるという。