モルガン・スタンレーのビクトリア・ベイリー氏が、富裕層、とりわけ経営トップ個人への5つのアドバイスを解説している。
もちろん日本にはこの対象となるような裕福な経営者はそう多くなかろう。
しかし、もっと普通の日本人でも何か役に立つこともあるかもしれない。
ベイリー氏のアドバイスは極めて正統的だ:
- 自社株による報酬の最適化: 日ごとに有利・不利が変わりうる。内容や税金を知り、個人の事情も勘案し、必要なら専門家に。ポートフォリオの一部として扱う。
- 税金: 非課税口座、税優遇商品、(自社)繰延報酬を活用。
- 相続案: 死後の家族の生計を考える。信託、遺言の活用。
- 投資: リスク許容度と目標に対し再調整。分散。自社エクスポージャーを過大にしない
- 専門家をうまく使え。
正統的だが少し面倒そうだ。
要は、金持ちは専門家を雇え、ということだろう。
こういうのを見るにつけ、ほどほどに貧乏でよかったと感じる人も少なくなかろう。