かつてコモディティ王と呼ばれ、ガートマン・レター廃刊を惜しまれたデニス・ガートマン氏が、金相場について過熱感を警戒している。
「長期では今も金(gold)に強気だ。
でも相場が少し混み合ってきた。」
ガートマン氏が最近書いたメモの内容をKITCO Newsが伝えている。
ガートマン氏はゴールド・バグ(金好き)として有名。
今回もそうだが、短期的なポジション調整を奨めることはあっても、長期ではロングを奨めてきた。
2014年には、円キャリーやユーロキャリーでの金買いをするETFをローンチしたほどだった。
ETFは2017年にクローズされたが、その後も同様のポジションを推奨していた。
続けていたなら、そうとう儲かったはずだ。
そのゴールド・バグも、かなり金価格が上昇したことで少々強気を弱めている。
長い年月、私は一貫して金に強気だった。
でも最近、金がどんどん人気化して、私もわずかながら金への熱が冷めている。
実際、保有分に対するコールを売り始めている。