スタンリー・ドラッケンミラー氏が米国債をショートしているという。
同氏はクォンタム・ファンドでのポンド・ショートで有名。
超党派の無謀な財政運営が迫っている。
ドラッケンミラー氏の嘆きをMarketWatchが伝えている。
同氏は旧来の共和党支持者で、安易な拡張的財政・金融政策には批判的。
大統領選挙ではトランプ候補にもハリス候補にも投票しないという。
ドラッケンミラー氏はまだ米インフレが再高騰する可能性が残っていると考えているようだ。
米国債ショートのポジションを取っていることを明かしたという。
ポートフォリオの15-20%の規模というからかなり大きい。
ただし結果が出るのが6か月か6年かはわからないという。
ドラッケンミラー氏は、1992年のポンド危機での中心的人物。
ジョージ・ソロス氏の下でBOEを相手にポンドをショートし、売り崩している。
その他発言:
- 中国: 習近平が支配する中国には興味なし。
- 日本: 選好。
- アルゼンチン:「素晴らしい投資機会」。 オーストリア学派の学者出身であるミレイ大統領を「輝かしい指導者」と称賛。