アリアンツ主席経済顧問モハメド・エラリアン氏は、市場の利下げ期待が行き過ぎていると話す。
「(関税発表)は重大だ・・・
米経済・世界経済の見通しに大きな変化が生じている。」
エラリアン氏がCNBCでトランプ関税の重大さを指摘し、影響の範囲を列挙している:
- 市場
- 米景気後退入り確率は50%へ
- 期待インフレは3.5%に
- 報復関税
- 企業による売上・コストなどでの対処策
ただし、エラリアン氏は、米経済の「構造」自体は依然として強いと見ている。
CME Fedwatch Toolによれば、2日の「解放の日」以降、市場は年内の利下げ予想回数を(1回25 bpとして)3回から4回に増やしている。
エラリアン氏は、市場の反応が米景気の側に偏り、インフレへの影響が過小評価されていると指摘する。
今後、外国経済への影響、ドル安について注視すべきと話した。
こうした考えから、同氏はコンセンサスとかなり離れた可能性を見ている。
私たちが幸運ならば、4回でなく1回にとどまるだろう。
ゼロ回でも驚きはしない。
エラリアン氏は、FRBがデュアル・マンデートのうち(雇用より)インフレの方を心配すると考えている。
同氏は、過去のスタグフレーションにおいて、まずインフレを封じ込めないと雇用の最大化が実現しなかったと指摘した。
近年のFRBを批判してきたエラリアン氏の予想は辛口だ。
「もしもFRBが正常なFRBなら、1回の利下げさえないはずだ。」