海外経済 投資 政治

【短信】景気後退入りかどうかなんて重要じゃない:レイ・ダリオ

ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者レイ・ダリオ氏は、米国が自ら世界の通貨の秩序を変えようとしていると指摘している。


米国が景気後退入りするとは思わない。・・・
でも、そんかことどうでもいい。

ダリオ氏がBloombergで、米経済成長がマイナスまで悪化するかどうかは大した問題ではないと話した。
同氏は、現在表面化している対立、財政・政治・地政学的状況の方がはるかに問題だと語った。

「これは通常の景気後退の話ではない。
米国は通貨の秩序を変えつつある。・・・
現在は、債券需給ほかの理由で、債券が有効な価値の保蔵手段であるか疑問視されている、歴史上の時代の1つなんだ。」

世界は過去80年あまり米ドルを基軸通貨として扱い、米国債を有用な価値の保蔵手段として利用してきた。
米国は貿易戦争を仕掛けることによって、その「通貨の秩序」まで変えようとしている。


-海外経済, 投資, 政治
-

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 本サイトでは、オンライン書店などのアフィリエイト・リンクを含むページがあります。 その他利用規約をご覧ください。