ジェレミー・シーゲル教授が、米長期金利について、従前からの上昇予想を繰り返した。
その一方で、株式市場寄りのスタンスを続けてきたトランプ氏が、株式市場に悪影響を与えるほどの政策は採らないとの見通しも述べている。
私はまだ金利が上昇すると考えている。
シーゲル教授がCNBCで、従前からの長期金利上昇予想を繰り返し、理由を説明している。
- FF金利と10年金利の差は平均100-150 bp
- 2年半ものイールドカーブの長短逆転の後であること
- 利下げの終着点はFOMC予想2.9%までは行かず、3.5-4.0%までを予想
- 10年債利回りは5%程度まで行くだろう
シーゲル教授は、新大統領が「減税の公約をすべて果たすなら、金利はさらに上昇する」と話す。
ただし、株式市場に優しい新政権はそこまではやらないと考えているようだ。