ダモダラン教授の最新の計算を復習しておくと
Buffeted by talk of tariffs and trade wars on one hand, and by fears of inflation and recession on the other, the S&P 500 buckled in March 2024, down 6.3%; the ERP rose to 4.61% and the expected return to 8.85%. Spreadsheet: https://t.co/lfZfvQg0tw pic.twitter.com/DtwhmPMQZ7
— Aswath Damodaran (@AswathDamodaran) March 31, 2025
4月1日時点のインプライド株式リスクプレミアムは4.6%。
世の中には誤った計算をする識者も多いから、読者の中には4.6%をイメージより大きいと感じた人も多いのではないか。
リスクプレミアム4.6%、期待リターン8.8%なら喜んで投資したい、と思う人もいるはずだ。
最近の米株価下落で確かに米国株のリスクプレミアムは拡大した。
昨年末は4.0%水準だったから、かなり上昇した。
ただし、4.0%は相当に低い水準だったことも知っておきたい。
これは、リーマン危機後の最低水準なのである。
(2021年にも同程度の時期があったが、これはパンデミック後の環境急変も一因だったように見える。)
ちなみに、2008年9月1日以降の月次の数字の平均は5.4%。
16年以上ほぼ右肩上がりを続けた期間の平均とくらべ、現在のリスクプレミアム、つまりリスクテイクに対する報酬は少ない。
これをどう読めばいいか、十分に考える必要があろう。