トランプ大統領の言う2日の「解放の日」を目前に、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが弱気な見通しを発表している。
ゴールドマン・サックスは、今後12か月での景気後退入り確率を従前の20%から35%に引き上げた。
また、31日、S&P 500目標について3か月5,300、12か月5,900に下方修正している。
関税引き上げと成長鈍化により、企業利益とPERが従前より低くなるとの見方。
ゴールドマンがS&P 500目標を引き下げるのは3月に入って2度目。
11日にはS&P 500の年末目標を6,500から6,200に下方修正していた。
モルガン・スタンレーの資産運用部門リサ・シャレット氏は自社ポッドキャストで、2月半ばから下落と小幅反騰した米市場について押し目買いの是非を語っている。
「投資家がパッシブの時価総額株価指数を押し目買いしたい誘惑に駆られるのは理解するが、そうした戦略はもはやさほど有効でないかもしれない。
過去90日のイベントとデータからは、以前の強気予想を支えた市場ナラティブが壊れたことを示唆している。
ポートフォリオの組み立て方に新たなアプローチが必要になっている。」
シャレット氏の推奨は
- セクター: ヘルスケア、金融、工業、消費者向けメディア
- 「最大限の分散、アクティブなリスク管理、銘柄選別を推奨」。
市場の動き(ベータ)に乗らない。ボラティリティを活用しリバランスを。
パッシブでなくアクティブを。米指数は単純平均指数を。 - 実物資産にエクスポージャーを持て。
米市場心理が相当に悪化しているようだ。
米国では資産効果も効きやすいため、経済への悪影響が心配される。
実績のデータに顕著な悪化はないものの、市場は神経を尖らせている。