ビル・グロス氏は、過去数年好んで投資してきたパイプラインMLPが天井を打ったと推定し、投資家に継続保有の是非の再検討を促している。
パイプラインMLPは天井を打ったようだ。
グロス氏が6日ツイートした。
グロス氏は過去数年、米納税者にとって課税繰り延べ効果が得られるMLP(パートナーシップの一形態)に好んで投資してきた。
エネルギー(パイプライン)分野の高利回り銘柄群に投資し、先月末のInvestment Outlookでは「過去1年半大きな値上がり益を得た」と明かしていた。
新政権の化石燃料に優しいエネルギー政策により依然として魅力的としつつも、近時のような急激な上昇は望めないとも書いていた。
今回のツイートでは、この分野の持ち高を「2年前と比べ減らした」と明かし、投資家に次のようにアドバイスしている。
もしも税務上繰り延べ可能な6.5%の利回りがよいと思うなら保有すればよい。
持ちすぎていれば売った方がいい。