パーシング・スクエアのビル・アックマン氏が、ビットコインを起点にした《風が吹けば桶屋が儲かる》サイクルを説明している。
ビットコイン価格上昇がマイニングを増やし、エネルギー消費を増やす。
それがエネルギー・コストを押し上げ、インフレが上昇し、ドル相場を押し下げる。
それがビットコインの需要を高め、マイニングを増やす。
それがエネルギー需要を押し上げ、そのサイクルが続く。
アックマン氏がXで、ビットコインと環境負荷、インフレの関係について「1つのシナリオ」をツイートしている。
同氏は、このサイクルの帰結を予想する:
ビットコインは永遠に上がり、エネルギー価格はうなぎ登り、そして経済が崩壊する。
「1つのシナリオ」と書いてあるとおり、もちろん極めて単純化されたモデルだ。
ただ、いくらかそういう影響はあるのだろう。
アックマン氏は、投資家として何をすべきか、皮肉たっぷりに書いている。
たぶん私は少しビットコインを買うべきなんだろう。
A scenario:
Bitcoin price rise leads to increased mining and greater energy use, driving up the cost of energy, causing inflation to rise and the dollar to decline, driving demand for Bitcoin and increased mining, driving demand for energy and the cycle continues.
Bitcoin… https://t.co/a5LzX69R7q
— Bill Ackman (@BillAckman) March 9, 2024
アックマン氏は次のツイートで、逆回転もありうると書いている。
ビットコインの悪しきサイクルが逆回転するのを望んでいるのだ。