著名投資家レオン・クーパーマン氏が、現状を人生3度目のバブルだとし、中心銘柄としてNVIDIAを挙げた。
現在は私の人生で3度目のバブル期だと考えている。
クーパーマン氏がFamilyOfficeのインタビューで、NVIDIAについて尋ねられて「間接的に」回答した。
クーパーマン氏は、先の2度について次のように述べた:
- 1972年 ニフティフィフティ: 崩壊後に回復するまで10年以上を要した。
- 2000年 テクノロジー・バブル: インターネット普及を支えたCISCOが代表。
「インターネットはうまくいったが、CISCO株は2001-02年に90%下落し、今も24年前より安い。」
今回の代表銘柄はNVIDIAとの見立てだが、クーパーマン氏は、同社が実施してきた株式分割を将来的にはリスク要因になると見ている。
「株式はどのような状態からここまで至ったか記憶を有している」とし、近時の利益率拡大が巻き戻す可能性を暗示した。
3つ目のバブルは、景気後退入りするか、NVIDIAが破裂するかのいずれかの時に破裂すると見ている。
私の推測は、NVIDIAが破裂する前に景気後退入りする方だ。
いずれかが起こらざるをえない。
クーパーマン氏の資産クラスごとの見方:
- 米国株・米国債: いずれも「目いっぱいの値」だが、株の方がまし。
債券は持たず、株式ポートフォリオと短期証券に投資している。 - 金: 持っていないが、金持ちなら好きにすればいい。
ポートフォリオの4-5%入れたところで何も変わらない。 - ビットコイン: 話題にしたくなさそうなほど無関心・懐疑的。