モルガン・スタンレーのマイケル・ジーザス氏が、大統領選と市場への影響についての一般的留意点を解説している。
「要すれば、この選挙周辺には多くのノイズがあり、そのイベントについて間違いを犯さないための第1歩は、ノイズを認識することだ。」
ジーザス氏が「選挙の年の投資の原則」と題するポッドキャストで話した。
ジーザス氏が挙げた原則は3つ：
- 高い確度で結果を予想できると思うな。
今回も接戦。 - ポートフォリオを大きく戦略的に変える必要はない。
市場全体としては結果を織り込んでいるわけではない。 - 選挙結果の経済への影響について予想を過信するな。
もしトラでの政策が経済に与える影響はマチマチ。
ジーザス氏の結論は、ノイズとシグナルを取り違えず、マルチアセットの分散投資に努めろ、というもの。
また、選挙結果次第では工業株や防衛株にアップサイドが期待できる可能性があるという。