ジェレミー・シーゲル教授が、米選挙を控え、今後の展開をざっくりと予想している。
市場はチェック&バランスを望んでいるという。
以下、シーゲル教授の発言内容:
- 経済、企業業績はまだ良好。
- インフレは落ち着いている。
- 長期金利はまだ上昇すると予想。
- 月初の雇用統計いかんで11月のFOMCは25 bp利下げまたは一時停止に。
- 来年6月までのFOMCまでに3-4回の利下げ、2-3回の一時停止を予想。
- 市場、特に債券市場はスウィープ(片方が大統領と上下両院を総取りすること)を好まない。チェック&バランスを望んでいる。
- 共和党スウィープの場合、債券は財政悪化を嫌気し、金利は10-15 bp急騰するだろう。株式市場は上昇を継続するだろう。
- 下院を民主党がとるなら債券利回りは好感して下げるだろう。