国内経済 書評

再掲、書評『金融政策の「誤解」 – “壮大な実験”の成果と限界』

イールドカーブ・コントロール解除の観測が高まるにつれ、それにかかわる質問を受けることが多くなった。
一稿書こうかと思ったが、この話すでに何年も前に優れた予言がなされていたので重複は避けよう。


それは、日銀で調査統計局長を務めた早川英男氏による『金融政策の「誤解」–“壮大な実験”の成果と限界』だ。
2016年に上市されたこの本はエコノミスト賞を受けるなど高く評価された。
読者の多くもすでに読まれたであろう。

現在、イールドカーブ・コントロール解除の予想や懸念を議論するのが流行っているが、主たる論点はすべてこの本に書かれている。
当時の書評はとっかかりとして役立つかもしれない。

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(FP書評、2016年10月29日)


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