他にもやりようはあったはずだ、そんなポッドキャストに当たってしまった。
ほぼ毎週お伝えしてきた《永遠のブル》ジェレミー・シーゲル教授が出演するウォートン・ビジネス・ラジオがそれ。
案内文を読んだ時点で驚いた。
今週のゲストがデービッド・ローゼンバーグ氏だというのだ。
ローゼンバーグ氏と言えば《永遠のベア》とも称されるエコノミスト。
メリルリンチ時代には、ドットコム・バブルやサブプライム・ブームにおいていち早く警鐘をならしたことで有名だ。
(それがゆえに社内でつるし上げを食ったが、《一刻者》は自説を曲げなかった。)
永遠のブルと永遠のベアを同番組でブックするのはいかがなものか。
しかも、番組MCを務めるウィズダムツリーのジェレミー・シュワルツ氏(シーゲル教授の愛弟子)は2人に対話をさせようとした。
その後は心配したとおりの展開に。
意味のある形でまとめる自信がないので、今回は同番組の紹介はお休みします。
1つだけ言うと、2人の話は、同じ経済について語っているとは思えないほど差があったということ。
(もう1つ言うと、いつもながらローゼンバーグ氏は攻撃的だった。)
同番組の発言を元に、米国時間月曜日(日本は火曜日)にシーゲル教授からショートコメントが出されている。
もしも重要な内容があれば続報する。
教授が1人で話した7分から判断するかぎり、重要なポイントは既出と予想している。