弱気で知られたモルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏がついに弱気予想を上方修正したと話題になっている。
モルガン・スタンレーが半期見通しにおいて、2025年第2四半期までのS&P 500目標株価を5,400に設定したと、メディア各社が報じている。
20日終値5,308.13に対して1.7%の上昇。
強気予想というよりは、横ばい予想というべきもの。
それでも、これまでの弱気スタンスを考えれば、メディアには《ついに》との感慨があったようだ。
同氏のこれまでのS&P 500目標は今第4四半期までに4,500だった。
新たな横ばい予想のブレークダウンは
- 利益成長: 2024年に8%、2025年に13%
- PER: 緩やかな縮小
とされている。
同業のゴールドマン・サックスはS&P 500の年末目標を5,200に据え置いている。