投資

【短信】コモディティ王、金のカバードコールを売る

かつてコモディティ王と呼ばれ、ガートマン・レター廃刊を惜しまれたデニス・ガートマン氏が、金相場について過熱感を警戒している。


「長期では今も金(gold)に強気だ。
でも相場が少し混み合ってきた。」

ガートマン氏が最近書いたメモの内容をKITCO Newsが伝えている。

ガートマン氏はゴールド・バグ(金好き)として有名。
今回もそうだが、短期的なポジション調整を奨めることはあっても、長期ではロングを奨めてきた。
2014年には、円キャリーやユーロキャリーでの金買いをするETFをローンチしたほどだった。
ETFは2017年にクローズされたが、その後も同様のポジションを推奨していた。
続けていたなら、そうとう儲かったはずだ。

そのゴールド・バグも、かなり金価格が上昇したことで少々強気を弱めている。

長い年月、私は一貫して金に強気だった。
でも最近、金がどんどん人気化して、私もわずかながら金への熱が冷めている。
実際、保有分に対するコールを売り始めている。


-投資
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 本サイトでは、オンライン書店などのアフィリエイト・リンクを含むページがあります。 その他利用規約をご覧ください。